2006-11-16 第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
食糧庁も、食糧を、やはり特にお米ならお米を、供出米を預かってそれを配るというような、そういう発想からですし、あるいは水産庁というのも、漁業権をどうやってみんなに割り振るか、そういうような観点からの、どっちかというと管理面を中心にした、また林野庁も、国有林野を中心とした管理面、それから森林組合をどういう形でコントロールしていくかという管理面、そういう点が強調されておったわけであります。
食糧庁も、食糧を、やはり特にお米ならお米を、供出米を預かってそれを配るというような、そういう発想からですし、あるいは水産庁というのも、漁業権をどうやってみんなに割り振るか、そういうような観点からの、どっちかというと管理面を中心にした、また林野庁も、国有林野を中心とした管理面、それから森林組合をどういう形でコントロールしていくかという管理面、そういう点が強調されておったわけであります。
私は一番冒頭に、いわゆる後継者不足、農業従事者の問題を取り上げましたけれども、このような状況の中で、例えば例年供出米で相殺をされておる米の供出前渡し予約金、これがたしか一俵当たり三千円ぐらいの返済をしなければいけない。ところがそういうふうに米の収穫量が三六%に落ち込んでいるところはとてもできない。
次に、農家の供出米を予約される予約限度数量、そして集荷実績というものを見てまいりますと、六十一年産米で二十三万三千トン、このころは集荷がずっと多いわけでございます。ところが六十二年以降は、六十二年産米では一万一千トン不足、六十三年産米では五十五万六千トン不足というふうになってきて、予約数量よりも集荷数量が減っていく。この差額は、全部とは言いませんけれども、相当量が自由米になっておるんじゃないか。
中には供出米が出せないからと言って首つりまで出た、こういう事態なんです。そんなことは二度と来ないよと考えておれば話は別ですよ。しかし、こういう農民にいまのような減反だ、生産調整だということをむちゃくちゃにやっていって、足らなくなったからさあつくれ、割り当てだ、強権徴発だというようなことができますか。やはりそういう場面も考えておかなきゃならぬ。
ですから、一般的な農家の米のつくり方を見ると、政府に出す供出米は、言っては悪いがまずい米なんです。自分が食べたり自主流通米なりやみ米で出る米は銘柄米のうまい米が出ているわけなんです。そういうふうに考えると、私どもがこの七百万トンも米の滞貨を抱えた、その中身は、もう非常に古い米から残っているわけですね。その中身を考えてみると、これはうまい米じゃない。
すなわち、供出米米価の値上げのときにもあなたが抑え込まれたこと、あるいはさきの四電力の三〇%以上の要求があったときに、それはいけない、三〇%以下に抑えろとおっしゃられた。この御努力、勇気については拍手を送るところなんですが、あと五電力ございますね。この値上げを何%程度に抑えたら、あなたのおっしゃる公共料金は二%どまりになりましょうか。
したがっていまおっしゃられたようなことが、これだけいまカドミウム米の問題が公害問題と関連して大きな政治問題になっているのですから、この際私はやはり全国の供出米についてこれは早急に調査する必要があるのではないだろうかというふうに思います。
したがって、この前も当委員会で御質問がございましたが、そんなこと厚生大臣言うならおまえ〇・四PPM以上の米を食うかと言うから私は、それは自分がきめたことだから食わざるを得ない、食いますと、こういうことまでも申し上げているわけでありますが、しかし、幸か不幸かいま米は政府の供出米が何といいますか、カドミウムなどほとんど含んでいない米をたくさん政府が買い上げているもんでございますから、したがって〇・四以上
そういうような農家の方々の供出するところの供出米は、全体の供出数量の四四%を占めております。しかるに、そういうような富農に対しても一キロ当たり三十三円の補助金が出されている。富める者と貧しき者とにひとしく一キロ三十三円の補助金が出されているということは、何としてもこれは財政支出のむだでございます。
いままでの供出米の例を見ますと、過去何年かのうちで一番高い八百五万トンというものをことしの供出量に見ておるようでございますが、そうしますと、一番多い赤字のときの繰り入れ額を今回は予定しておりますので、はたして買い入れ米がどのくらいになるかわかりませんが、そこには若干のいろいろのくふうをこらす余地があると思いますので、そういうことから見まして、できるだけこれを補正予算のないような一つの方針の確立を私どもは
農家が供出米として政府に売り上げるときの価格と、そういう正規のルートでなしに、いわゆるやみ的な立場で生産者が売る場合の価格と、それとあわせまして、そのやみのルートで流れた米が消費者に渡る価格と、正規のルートによっての配給米価格との格差と申しますか、実情について、もし資料がありましたらお答え願いたい。
これは昭和二十三年に、当時三町四カ村でつくったらしいのですが、経過としては、二十年ごろに鉱毒のために供出米が出せないので、当時の農家の方々はたいへん困りまして、県にその割り当ての減少を陳情しているわけです。鉱毒のために米がとれないから。そうすると、県の農地課においては、神岡鉱業所の証明があるならば割り当てを減じてよい、こういう許可が出た。
○黒柳明君 確かにいま東京都の例を引けば、供出米の数量によって額がきまるわけですから、少ないわけですけれども、神奈川の場合を見ましても非常に少ないのです。供出米の多いところの都道府県は当然多い額がくるのですけれども、さらにそれが各都道府県で市町村別にこれ交付されるわけです。そうすると、市町村別になるので非常に額が小さくなっちゃうのですね。
それと同時に、いまこういう本年度の農協中央会や農民組合の要求米価と政府決定米価との間の違いについて、供出米の総量でかけた数字を出したわけですが、このことはことしだけでなくて毎年毎年繰り返されているわけですね。そうすると、長官の考えは、毎年毎年歴代自民党政府のきめたこの米価は、食管法できめられている生産費、所得を補償しているのだ、これで米の再生産は保障されているのだ、こう聞いておいていいですね。
なお、今度のこの問題に関連いたしまして、供出米の米の予約の概算金の返納についてでございますが、従来、被害の状況によって特別の措置を講じた例があるわけでございますが、今回の豪雨等による予約概算金の返納につきましては、返納時期はまだ十二月等でありまするが、それまでの被害の状況をよく見た上で、これらの問題を善処してまいりたい、かように存じておるわけでございます。
(拍手) ともかく、このように三本の米価が存在して、農家を全く混乱におとしいれているのが現状でありますが、いずれにせよ、この五十億円が全供出米の米価に加算され、いわゆる均てんするものと理解してよいのでありましょうか。特に、念のためにお伺いしておきます。しかと御答弁願います。
しかし、農家の置かれておるこの低位生産性というような見地からは、たとえば供出米に対して所得税を免税するとか、その他できる限りの対策はとっておる。また今後もとり続けていくということをもってお答えといたしたいと存じます。(拍手) 〔国務大臣坂田英一君登壇、拍手〕
供出米についても、私の九月二十二日の質問に一体農林大臣はどう言った。時期別供出の問題については損がいかぬように善処いたします、そういう約束をしておきながら、新潟県に二十八日に行って聞いてみたら、まだ通達が来ていません。三十日で締め切りじゃないか。それで現地からわれわれ農林省に電話しろといって、そうして電話さしたら、あわてふためいて、たった三日間だけ延長したという。
それは、いわゆる供出米の点であります。御承知のとおり、今度の台風によりまして収穫が非常におくれておるのであります。したがって、早期供出の期日をぜひ延長してもらいたい。それでなければ供出米の調製その他ができない、こういうことで悲痛な叫びを上げておるわけであります。
衆議院送付) ○沖繩産糖の政府買入れに関する特別措置法の一 部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付) ○消費者米価値上げ反対に関する請願(第二三 号)(第九六号)(第一二〇号)(第一二一 号)(第一二二号)(第一九七号)(第一九八 号)(第一九九号) ○消費者米価の丙地価格維持に関する請願(第二 二五号) ○政府売り渡し米穀の包装量目改定に関する請願 (第二七七号)(第三六一号) ○供出米麦等